【コラム7】ママの睡眠

こんにちはヨシダヨウコです。今までは子ども達の睡眠に関してお話ししてきましたが、同時に大事にして欲しいことは「ママの睡眠」です。ママは家事、それに子育て、お仕事している方や介護されている方などもおいでかと思います。一日が到底24時間では足らない!という方が多いはずです。日本以外のほとんどの国は、男性の睡眠時間が短いというデータがあります。日本だけは女性の方が短いのです。乳児の夜間の夜泣きや授乳などもほとんど女性の役割とされていますが、曜日ごとに当番制してお互いに協力して子育てを行う国も少なくありません。

心配なのは、その世代のママの睡眠時間が最も少ないことです。家事、育児。仕事と怒涛のごとく押し寄せてくる毎日です。何とかこなしていると睡眠時間がいつの間にか短時間になり、身を削ることになります。東北大学の研究結果によれば、7時間睡眠の女性を<1>とした場合、6時間睡眠の女性は乳がんの発症率が<1.67倍>になるという事が発表されています。時に家族のために無理をしてしまいがちですが、いつも中心にいるママが体調を壊しては元も子もありません。どうかお子さんの心配と同様に。ご自分も早く体を休められるような生活リズムを考えてみてください。子ども達はママの笑顔が大好きです。いつまでもお子さんと笑いあえる時間を共有してくださる事が私の願いでもあります。
本日も御読みいただきありがとうございました。

今宵も良い眠りを!
ヨシダヨウコでした。

ネムチカ

yoko yoshida
ネムチカこと ヨシダヨウコ

睡眠改善インストラクター(認定番号 14-I029)
日本睡眠学会正会員
漢方養生指導士

寝具店の娘として生まれる。数年前の母の介護生活から睡眠の重要性を再認識し、25年勤務した出版社で得た編集、営業、企画開発の経験から、漢方、発酵食(発酵食大学受講)、アロマ(AEAJ)、入浴方法(無添加自然派石けん、眠れるための入浴剤は自作研究)、リラクゼーションヘッドスパなどを取り入れ、日々「心地よく眠る方法」を探求しながら各方面へ発信中。各世代に必要な眠りと心地良さをお届けしたいという思いで活動をしています。

【コラム6】生活リズム

こんにちは睡眠改善アドバイザーをしておりますヨシダヨウコです。
3回目は『生活リズム』についてです。

これから年末年始を迎え、子ども大人も楽しいイベントやお出かけが増えてきますよね。そんな時はどうしても生活リズムが乱れがちです。ですが、注意していただきたいのが、子どもはあまり時間に対して臨機応変ではないということです。子どもたちは実はルーティーンが得意です。決まった時間に決まった順番で物事を行うことで安心、安定して活動できます。もちろん睡眠も同じです。年末年始にお出かけの方も多いと思いますが、睡眠リズムを保つための3つのご提案です。

①朝はいつもと同じ時間に起きる
②朝ごはんはしっかり摂る
③朝の時間帯にお日様の光にあたる

以上です。簡単でしょう!?
遅寝になりがちな時は同じ時間に起きることで体内時計が乱れるのを防ぎます。
実はこの3つとも体内時計のリセット法でもあります。
寒さもあり休日は遅くまで寝ていたくなりますが、そこをエイッと起きて太陽の光を浴びることで、寝る時間までの逆算時計がスタートします。さらに胃の中に朝ごはんを入れる事で、体温が上がり活動モードのスイッチが入る仕掛けです。少し足りないと感じたらお昼寝などで補ってくださいね(ただしあまり寝すぎないように…)今回のパターンは6歳以上を想定しております。未就学児の対処法はまた、別の機会にお話しさせてください。

「おやすみ」は「おはよう」から始まるを合言葉に朝の時間の大切を皆さんにお伝えしています。
どうぞ素敵な年末年始をお迎えくださいませ。

今宵も良い眠りを!
ヨシダヨウコでした。

ネムチカ

yoko yoshida
ネムチカこと ヨシダヨウコ

睡眠改善インストラクター(認定番号 14-I029)
日本睡眠学会正会員
漢方養生指導士

寝具店の娘として生まれる。数年前の母の介護生活から睡眠の重要性を再認識し、25年勤務した出版社で得た編集、営業、企画開発の経験から、漢方、発酵食(発酵食大学受講)、アロマ(AEAJ)、入浴方法(無添加自然派石けん、眠れるための入浴剤は自作研究)、リラクゼーションヘッドスパなどを取り入れ、日々「心地よく眠る方法」を探求しながら各方面へ発信中。各世代に必要な眠りと心地良さをお届けしたいという思いで活動をしています。

【コラム4】―寝る子は育つは本当!?―

こんにちは睡眠改善インストラクターをしておりますネムリノチカラ代表のヨシダヨウコです。先回に引き続き2回目となりますが、今回は『睡眠時間』についてお話ししようと思います。
いつもお子さんは何時間くらい寝ていますか?年齢に応じて推奨される睡眠時間は異なりますが、3歳から5歳の未就学児は10~13時間の睡眠時間が良いとされています(※米国睡眠財団より)。長い?それとも短い?ですか。この年齢はお昼寝も減り、夜の睡眠が分断されることもなくなり、成長も著しいことから、深い睡眠が増えてきます。
成長ホルモンは深い睡眠時に分泌され、体の新陳代謝や修復を促す役目をしてくれます。子どもたちとっては日中体を動かし、食事で栄養をとり、そして夜の主睡眠でその栄養源を血や細胞にし、まるでF1のピットに入るように体をパワーアップしながら、メンテナンスしていくのです。そのため大人の睡眠よりも長く必要です。睡眠が短いことは体だけでなく脳の海馬などが大きく育たないという研究結果もあります。成長期に睡眠が果たす役割は本当に侮れません。スマホ、ゲーム、習い事など時間を確認するのは簡単ではありませんが、子どもの未来の土台を作るためにも「睡眠時間」をできるだけ大切にしてあげてくださいね。
何よりも大事な生活リズムについてはまた、次の機会にお話しさせてください。
今宵も良い眠りを!
ヨシダヨウコ

参考資料
https://sleepfoundation.org/how-sleep-works/how-much-sleep-do-we-really-need

ネムチカ

yoko yoshida
ネムチカこと ヨシダヨウコ

睡眠改善インストラクター(認定番号 14-I029)
日本睡眠学会正会員
漢方養生指導士

寝具店の娘として生まれる。数年前の母の介護生活から睡眠の重要性を再認識し、25年勤務した出版社で得た編集、営業、企画開発の経験から、漢方、発酵食(発酵食大学受講)、アロマ(AEAJ)、入浴方法(無添加自然派石けん、眠れるための入浴剤は自作研究)、リラクゼーションヘッドスパなどを取り入れ、日々「心地よく眠る方法」を探求しながら各方面へ発信中。各世代に必要な眠りと心地良さをお届けしたいという思いで活動をしています。