【コラム4】―寝る子は育つは本当!?―

こんにちは睡眠改善インストラクターをしておりますネムリノチカラ代表のヨシダヨウコです。先回に引き続き2回目となりますが、今回は『睡眠時間』についてお話ししようと思います。
いつもお子さんは何時間くらい寝ていますか?年齢に応じて推奨される睡眠時間は異なりますが、3歳から5歳の未就学児は10~13時間の睡眠時間が良いとされています(※米国睡眠財団より)。長い?それとも短い?ですか。この年齢はお昼寝も減り、夜の睡眠が分断されることもなくなり、成長も著しいことから、深い睡眠が増えてきます。
成長ホルモンは深い睡眠時に分泌され、体の新陳代謝や修復を促す役目をしてくれます。子どもたちとっては日中体を動かし、食事で栄養をとり、そして夜の主睡眠でその栄養源を血や細胞にし、まるでF1のピットに入るように体をパワーアップしながら、メンテナンスしていくのです。そのため大人の睡眠よりも長く必要です。睡眠が短いことは体だけでなく脳の海馬などが大きく育たないという研究結果もあります。成長期に睡眠が果たす役割は本当に侮れません。スマホ、ゲーム、習い事など時間を確認するのは簡単ではありませんが、子どもの未来の土台を作るためにも「睡眠時間」をできるだけ大切にしてあげてくださいね。
何よりも大事な生活リズムについてはまた、次の機会にお話しさせてください。
今宵も良い眠りを!
ヨシダヨウコ

参考資料
https://sleepfoundation.org/how-sleep-works/how-much-sleep-do-we-really-need

ネムチカ

yoko yoshida
ネムチカこと ヨシダヨウコ

睡眠改善インストラクター(認定番号 14-I029)
日本睡眠学会正会員
漢方養生指導士

寝具店の娘として生まれる。数年前の母の介護生活から睡眠の重要性を再認識し、25年勤務した出版社で得た編集、営業、企画開発の経験から、漢方、発酵食(発酵食大学受講)、アロマ(AEAJ)、入浴方法(無添加自然派石けん、眠れるための入浴剤は自作研究)、リラクゼーションヘッドスパなどを取り入れ、日々「心地よく眠る方法」を探求しながら各方面へ発信中。各世代に必要な眠りと心地良さをお届けしたいという思いで活動をしています。